- 投稿 2017/07/03
- 2018年公開の映画 - 2018年公開の映画 - 検察側の罪人
木村拓哉と二宮和也の共演が話題
2018年公開予定の映画。
2010年、殺人罪や強盗殺人罪など人を死亡させた罪であって死刑にあたる罪の公訴時効が撤廃されたところが着想の端緒となった作品で、2人の検事の正義をめぐる対立が描かれています。
同じ事務所でありながら派閥問題がありこれまで共演することのなかった元SMAPの木村拓哉さんと嵐の二宮和也さんが初共演ということで話題になりました。
二人の共演は、監督の原田眞人さんたっての希望だそう。
撮影は2017年7月から9月に行われるそうで、6月中には顔合わせ、衣装合わせがあったようです。
『検察側の罪人』あらすじ
最上毅は東京地検刑事部で捜査本部が立つような凶悪事件を担当。管理職への昇進を控え人望も厚いエリート検事。
沖野啓一郎は最上の教え子の若手検事。地方勤務を終え憧れの最上と同じ部署に配属され一緒に仕事ができることを喜び張り切っている。
二人が担当することになった金貸しの老人とその妻が刺殺された事件の容疑者に、最上にとって大事な人が殺された事件の最重要容疑者の名前が浮上した。既に時効となった昔の事件も含めてその男に裁きを受けさせるべく有罪に仕立てようとする最上と、最初は盲信し追従していたものの最上の「正義」に疑念を抱くようになった沖野の間には亀裂が生じ、やがて二人は対峙することになる。
もっと詳しく知りたい方は→『検察側の罪人』ネタバレ
キャスト
最上毅(もがみ たけし):木村拓哉
東京地検のエリート検事。人望も厚く有能。久住由季が殺された時、司法試験にまだ合格しておらず、何の力にもなれなかったことを悔いている。
沖野啓一郎(おきの けいいちろう):二宮和也
最上の部下である新人検事。任官5年目。司法修習生のときの導入修習で最上に出会い、感銘を受ける。
松倉重生(まつくら しげお):
老夫婦刺殺事件の容疑者。23年前に起きた女子中学生殺人事件でも犯人ではないかと疑われていた。
長浜光典(ながはま みつのり):
最上の立会事務官。30代半ば。いかにも手堅いイメージ。
橘沙穂(たちばな さほ):吉高由里子
沖野の立会事務官。仕事ぶりは手堅く細やかな気遣いもできるが度胸が座っており、筋の通った強さがある。沖野より3つ年下だが時に的確なアドバイスをする。
前川直之(まえかわ なおゆき):
最上と同じ大学で同期。同じ学生寮「北豊寮」で過ごした勉強仲間。民事・刑事問わず請け負う弁護士。
小池孝昭(こいけ たかあき):
最上と寮は違うが勉強仲間。大手事務所に務める弁護士。企業法務専門。
丹野和樹(たんの かずき):平岳大
最上と寮は違うが勉強仲間。30代半ばまで弁護士だったが政治家に転身、義理の父親は大物政治家の高島進。高島には闇献金疑惑があり、丹野も事情聴取されている。後の最上の行動を決めるキーマン
水野比佐夫(みずの ひさお):
「北豊寮」に住んでいた先輩。由季の事件を機に通信社の政治記者からジャーナリストに転身した。「週刊ジャパン」で記事を書いている。
諏訪部利成(すわべ としなり):松重豊
正義とは対極を成す社会の必要悪である闇社会のブローカー
弓岡嗣郎(ゆみおか しろう):大倉孝二
凶悪な殺人事件の容疑者の一人
青戸公成(あおと きみなり):
警視庁捜査一課七係。警部。
森崎警部補(もりさき):
老夫婦殺人事件で容疑者となった松倉を取り調べた。
都筑和直(つづき かずなお):
金貸しをしていた。妻晃子とともに刺殺され、容疑者に松倉の名前が浮上した。
田名部管理官(たなべ):
警視庁から出張ってきた管理官。由季の事件を担当し松倉に対する疑念が晴れていない。
脇坂達也(わきさか たつや):
東京地検刑事部副部長。最上、沖野の上司
小田島誠司(おだじま せいじ):八嶋智人
30代後半。バッジをつけて3年目。沖野と共に検察との闘いに挑んでいく弁護士。
白川雄馬(しらかわ ゆうま):山崎努
人権派大物弁護士。刑事弁護でいくつも無罪を勝ち取り「白馬の騎士」「無罪職人」などの異名で知られている。
船木賢介(ふなき けんすけ):
週刊平日記者。
末入麻里(すえいり まり):
都筑夫妻事件の公判担当検事
最上朱美(もがみ あけみ):
最上の妻。韓流好き。最上の単身赴任を機に家庭崩壊。夫には関心がない。
最上奈々子(もがみ ななこ):
最上の娘。東京の女子大に通う学生だが夜のバイトをしている。母同様、最上には関心がない。
久住義晴(くずみ よしはる):
「北豊寮」の管理人。
久住理恵(くずみ りえ):
「北豊寮」のおかみせさん。23年前に殺された女子中学生・由季の母。
久住由季(くずみ ゆき):
「北豊寮」の管理人夫婦の娘。最上に懐きよく勉強をみてもらっていた。最上が大学を卒業し寮を離れて4年目の夏に殺された。
ネットの評判と原作を読んだ感想をほんの少し
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木村さん主演映画『無限の住人』が公開されたものの初週6位という厳しいスタートになったところでの発表だったため、「話題そらし」という指摘が多くありました。
「こんなにキムタクばかりだと飽きる」「二宮断れなかったんだろうな」「キムタクが二宮のバーター?」「元SMAPの4人と待遇が明らかに違いすぎる」「どうせなら稲垣吾郎か草なぎ剛でみたかった」等々、SMAP解散騒動で裏切り者と言われた木村さんには厳しい声が多く出ていました。
木村さんが検事というと『HERO』のイメージが強く、「どうせまたキムタクはちょっと型破りだけど熱くていい奴役なんだろう 」という指摘もありましたが、今回はまったく違います。
原作を読みましたけど、正直二宮さんは問題ないのですが、木村さんがまったくイメージできません。確かに稲垣さんや草彅さんのほうが合ってるかも。
逆に、この役を木村さんがきっちり演じきることができれば、「何をやってもキムタク」から脱することができるのではないでしょうか。
気になる方は→『検察側の罪人』ネタバレ
公式サイト、スタッフ等
公式サイト:検察側の罪人
公式ツイッター:
監督:原田眞人(『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』)
公開:2018年東宝系
主題歌
未発表
原作
雫井脩介さんの『検察側の罪人』
雫井さんは1968年生まれの愛知県出身。
専修大学文学部を卒業し、出版社や社会保険労務士事務所で勤務した後、2000年に小説家としてデビューした後執筆した数々の作品は、「週刊文春ミステリーベスト10」や「このミステリーがすごい!」にたびたび選出されています。
これまで映像化されたのは、豊川悦司さん主演で映画化された『犯人に告ぐ』、沢尻エリカさんの「別に…」が注目された『クローズド・ノート』、佐藤健さん主演でドラマ化された『ビターブラッド』などの作品があります。
検察側の罪人 上 (文春文庫) [ 雫井 脩介 ]
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