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初回8.2%の『明日の約束』重すぎる…

初回8.2%の『明日の約束』重すぎる…

井上真央さんが久々に主演するドラマ『明日の約束』の第1話が放送され、平均視聴率が8.2%だったことがわかりました。

 

7月クールに同枠で放送されていた窪田正孝さん主演『僕たちがやりました』の初回7.9%を上回ってはいるものの、4月の小栗旬さん、西島秀俊さん主演『CRISIS』13.9%、1月の草なぎ剛さん主演『嘘の戦争』11.8%と比較すると低いものとなっています。

 

ストーリーは、2005年に起きた丸子実業高校での高校生男子自殺事件がモデルになっており、スクールカウンセラーである井上さん演じる藍沢が、その自殺事件を発端に様々な闇に巻き込まれていくという内容です。

 『明日の約束』元ネタネタバレ

 

 

 

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生徒の自殺という事件だけでも重いのに、その上、出てくるのが毒親ばかり。藍沢自身が毒親に育てられた経歴を持つことを思うと、重たいですよね。

 

ただ、こういうことも現実だと思うとまた複雑で。

 

フジテレビの火曜21時枠は関テレが制作し、ちょっと毛色が違うものが多いです。

 

この独自路線が成功すれば、観る人を選び視聴率もビミョーかもしれませんが、もしかするとTBSの日曜劇場くらいドラマとして良枠だとなるかもしれません。

 

 

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実話を元にしたドラマ『明日の約束』ネタバレ

実話を元にしたドラマ『明日の約束』ネタバレ

2017年10月クールで放送される井上真央さん主演『明日の約束』の元になった事件の概要です。

 

あくまで「元になった事件」なので、ドラマでは変わっている部分もあると思いますが、ネタバレにもなります。

 

知りたくない方はお戻りください。

 『明日の約束』キャストなど

 

 

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事件の始まり

 

2005年12月6日。現上田市にある丸子実業に通う不登校の高一男子が久々の登校を目前に自殺した。

 

中学時代から言葉に問題のあった男子生徒は高校に入りそれをモノマネされるなどいじめを受けていた。

 

何度となく母親は学校側へ相談していたが話し合いは平行線を辿り、このままでは出席日数が足りず進級できないという状況になり、学校側が生徒にその旨通知を出した直後に生徒が自殺した。

 

生徒の母親は、バレーボール部の上級生からいじめられたことを苦にしたメモを残したと主張。そしてモノマネをいじめと認めなかった校長に怒りをぶつけ、「息子は校長に殺された!」と、校長を殺人罪で刑事告訴。

 

校長は書類送検され、その後母親は校長と長野県を相手取り1億3000万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。

 

また、母親はバレー部の部員に対しても損害賠償を求めた。

 

 

 

学校側の主張

 

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人権派弁護士、県会議員、マスコミも加勢し校長の発言が大きく取り上げられて母親優勢、学校は崩壊寸前までなったが教師たちが立ち上がり事態は逆転。

 

生徒は自殺する前に何度も家出をしており、そのたびに母親は学校に捜索を依頼しては、家出を担任の責任と主張、大量のビラを作らせたり校長や教頭に謝罪を求めるなどしていた。

 

しかし、家事全般を生徒がしなくてはならないため学校に来ることが難しく、担任の面談に「学校に来たいし部活もしたい」と答えていたことも事実としてあったことから、母親の生徒に対する虐待、ネグレクトが疑われ、県教育委員会や児童相談所が母子分離措置を計画していた矢先の自殺だったことも明らかにされた。

 

さらに母親には3度の離婚歴があること、職場や所属していたママさんバレーボールチームでもトラブルが相次いでいたこと、母親の虚言癖を学校側や元夫が証言し、母親は幼少期から育児放棄をし「死ね」と罵倒し続けていたこと、母親が主張していたいじめの大半がウソであることが判明した。

 

遺書は非常に乱れた文字で書いてあり、「お母さんがねたので死にます」の「ねたので」が「やだので(「やだ」は「嫌だ」の方言)」の間違いではないかという疑問が呈され、裁判でもいじめがなかったとは言わないが、それよりも母親が起因となる部分が多いのではないかと判断され損害賠償請求は却下された。

 

母親はそれを不服として控訴したが最終的に控訴を取り下げ母親は敗訴。逆に学校や保護者から訴えられることになった。

 

なお、母親に加担した弁護士は2012年に東京弁護士会により懲戒処分されています。

 

 

モンスタマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い

 

この事件を取材しまとめたのがノンフィクション作家福田ますみさんの著書『モンスタマザー』です。

 

『モンスタマザー』にはマスコミや母親によるミスリードやマスコミ報道の恐ろしさも書かれています。

 

 

 

 

 

感想

 

12年前の事件が元になっているということで、非常に興味深いです。

 

モンスターペアレントもここまで来ると…という話ですね。

 

学校の名誉回復にもなる一方で、母親に踊らされたマスコミには耳が痛いはずで、それを敢えて放送するフジテレビ(制作は関テレですが)ってもしかしたらスゴい?

 

 

放送が楽しみです。

 

 

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松本潤に裏切られた同情票もある?井上真央主演『明日の約束』は高視聴率が期待できるか

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概要

 

2017年10月期フジテレビ火曜21時で放送。

 

休業状態だった井上真央さんの復帰作で話題。

 

毒親に育てられた過去を持つスクールカウンセラーを演じ、モンスターペアレントと闘います。

 

2005年から2006年にかけて世間を騒がせた高校生の自殺事件がモデルとなっています。

 

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あらすじ

 

気にかけていた不登校の男子生徒から「ヒナタ先生のことが好きです…」と告白された翌日、その男子生徒が不可解な死を遂げてしまった。

 

そこから始まった犯人探しの過程で、陰湿ないじめや彼の母親の過干渉、彼自身の非行歴と不穏な交友関係など、彼が抱えていた「闇」が次々と明らかになる。

 

 

キャスト

 

藍沢日向(あいざわ ひなた):井上真央
過干渉な母親との関係に悩んで育った経験を背景に、高校のスクールカウンセラーとして仕事をしている。性格は前向き。

 

 

ネットの評判・視聴率予想

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もともと実力派の女優であるため期待する声が多くあがっています。

 

意外と言ってはなんですが、女性人気が割とあるようですね。

 

長く交際が報じられ、結婚も間近ではと言われた嵐の松本潤さんのスキャンダルの影響もあるのか、応援する声が多く、フジテレビのドラマとはいえ評価の高い関テレ制作なのがプラスに働いているよう。

 

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』はコケましたが、あれも井上さんの何かが悪かったわけではなく、「幕末男子の作り方」なんていうふざけたキャッチコピーに代表されるドラマの作り方に問題があったと思います。

 『花燃ゆ』はまるで少女マンガ

 

同じ枠で関テレ制作の7月期のドラマ『僕たちがやりました』(窪田正孝主演)は評価の割に視聴率という結果がついて来ていませんが、それは原作に忠実なあまり時間の割に大人っぽい内容が多いというのもあるようです。

 

実話を元にしたドラマであることもあり、興味を引いて割と高い数字を出すのではないでしょうか。

 

 

公式サイト、スタッフ等

 

公式サイト:ktv.jp/yakusoku/
公式ツイッター:twitter.com/yakusokuktv

 

脚本:古家和尚(『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』、『任侠ヘルパー』他)

 

音楽:眞鍋昭大(『大貧乏』、『HOPE~期待ゼロの新入社員~』他)

 

プロデュース:河西秀幸(『嘘の戦争』『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』他)

      :山崎淳子(『デート』、『リーガルハイ』他)

 

演出:土方政人(共同テレビ)(『謎解きはディナーのあとで』、『大貧乏』他)
  :小林義則(共同テレビ)(『アンフェア』、『ギルティ 悪魔と契約した女』他)

 

制作協力:共同テレビ

 

制作著作:関西テレビ放送

 

 

主題歌

 

 

ノンフィクションをベースにしたオリジナル。※ネタバレ少々※

 

 

2005年に起きた長野県丸子実業高等学校バレー部員1年生の自殺事件の真相を追ったノンフィクション『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』(福田ますみ・新潮社)をベースにしたオリジナルです。

 

以下、ネタバレを含みます。

 

 

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不登校の高一男子が、久々の登校を目前に自殺した。

 

中学時代から言葉に問題のあった男子生徒は高校に入りそれをモノマネされるなどいじめを受けていた。

 

何度となく母親は学校側へ相談していたが話し合いは平行線を辿り、このままでは出席日数が足りず進級できないという状況になり、学校側が生徒にその旨通知を出した直後に生徒が自殺した。

 

 

もっと知りたい方はこちら→『明日の約束』ネタバレ

 

 

※事件を取材した本