『刑事ゆがみ』(木曜22時)は、主演の浅野忠信さんが鋭い洞察力を持つが型破りで、バディを務める神木隆之介さんが型にはまった正義感の塊のよう、というありがちなパターンで、視聴率も初回7.6%と低いですが、フジテレビが作っているドラマにしては珍しく面白いと評判です。
刑事ゆがみ 1 -働く悪人ー (ビッグ コミックス) [ 井浦 秀夫 ]
|
[以下引用]
データニュース社(東京)が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象2400人)によると、「浅野忠信と神木隆之介の掛け合いが新鮮。これからどんどん息が合っていくことに期待」(36歳男性)、「珍しい俳優の組み合わせで面白かった。謎解きも楽しめる」(27歳女性)など、連ドラ主演は2作目、民放では初となった浅野と、2年ぶりの連ドラで初めての刑事役に挑んだ神木という新鮮な組み合わせが、“どこかで見たことのある刑事ドラマ”にさせなかった。
特に浅野演じる主人公には、「期待していなかったが面白い。浅野忠信、やはり凄い」(51歳男性)、「浅野忠信の演技は流石だなという印象」(39歳女性)といった声が上がっており、大げさでわかりやすさ重視の最近のドラマにはなかった深みを感じるキャラクターで、浅野の実力を再認識する視聴者も多かった。
[スポニチ]
7月期は『セシルのもくろみ』が放送され、ストーリーよりも主演の真木よう子さんのツイッターの方が話題になってしまい、視聴率は5.3%が最高、全話平均が4.5%で9話で終わったのは打ち切りだと言われていたことを思うと、7.6%、上等です。
本来演技が仕事の俳優がやっているドラマなのに、ヘタな人がいると気になってしまいますが、演技がうまいだとかヘタだとか気にならないくらい面白かったです。
次回の予告でアナウンサーが出てきた点はネットで不評ですけど、綾瀬はるかさんの『奥様は、取扱い注意』よりも面白いと概ね好評で、フジはイチオシにする作品を間違えたのではと言われるくらいです。
フジテレビは6月にドラマ畑を歩みしがらみたっぷりの亀山さんから岡山放送とBS育ちの宮内さんに交代しました。
社長が変わったくらいで何が変わるかと思いましたが、実際変わり始めているようです。
もしかしたら底辺を見たフジがこれから浮上してくるのかもしれません。
韓流ブームを捏造していたり、ドラマにいろいろ小細工をしていた過去は忘れていませんが。
[スポンサーリンク]